オリジナル/雨ゆらゆら
四月一日
オリジナル/雨ゆらゆら
- 30
- 0
- 0
気が向いたので、自転車飛ばしたのです
ずぶ濡れになったあいつは、もういないよ
鮮やか明瞭で、もう、そう、透明な雨は滴って蛙は鳴いていた
澱んだ川の淵は藻を肥えている
嫌いじゃない朝焼けにも憂うくらいだから
割れた瑪瑙みたいな頭ん中で、
君もずっとそう考えていた?
そんじゃ、
ゆらゆらって飛んじゃって 君を連れたいんです
ゆらゆらって飛べちゃって 疑う光線銃は
Comment
No Comments Yet.