少女カナリアと煉獄

ハヤカワP

ささみさんのリクエストです。遅くなりました(^_^ゞ 音源コラボは憂さんより、ありがとうございました＼(^o^)／ #割と本気 #ボカロ魂 歌詞 八番街の路地を曲がれば 見えるだろ赤い扉が 彼女がかつて歌ってたのさ 日が沈めばショーの時間 安い香水趣味の悪いドレス 似合いの古びたステージ 「歌えればいいそれだけでいい」 化粧落とし彼女は言った 札束受け取り慌てるオーナー 買えないモノなど何もない こうして僕は愚かな僕は 彼女から歌を奪った 流行りの服で高価な宝石で 愛おしい君を飾ろう あんな酒場で歌う事はない 金ならある腐るほどにね 歌っておくれ僕のために 愛しいカナリアの君よ どうしてそんな眼で僕を見る 何が欲しい全てあげるよ 窓から見える街の灯りを 全部買い取ってみせようか？ 誰もが僕を置いて消えてく 君だけは逃がさない 彼女は何も歌わなくなって 何も口にしなくなって 虚ろな瞳僕の愛した 母親と同じ瞳 この世は金さ金さえあれば 何でも買える君も買える 「…どうして泣くの？」蔑むような 君の笑顔疎ましい 愛していると囁きながら 痩せ細った君を抱いて そして静かに火を放とう この胸の地獄見せよう けれど僕は 一人残されたまま