あめ
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あめ
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★雨が降ってきた まるで
ぼくが流す 汚れた 涙を
この世界から もみ消すかのように
雨が降った
ぼくは 自分が 泣いているのかどうかすら
わからなくなった どうでもよくなった
これも 神の仕業なのだろうか?
ならば もう 悲しみを 抱く
権利すら 失ったらしい
♡ねぇ 泣いてるの? わたしは
泣いてるよ 多分 一緒だね
木を隠すなら 森ってことかな
誰も わたしたちの涙に 気付かない
いや わたしたちに 気付かない
もしかしたら 世界が こんな
意味のない 出逢いを
蔵匿してくれてるのかな
♡神様って 結構やさしいのかもね
♡★
お互いのことなんて なにも知らないけど
今は ただ 誰かそばにいてほしかったんだ
今は ただ
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