たった一つだけ殺めたとしても
たった一つだけ傷つけたとしても
裁かれない命がここにあるよ
この手の一番そばに
傷つけ合うことはできても
その手は握れはしなくて
声はちゃんと聴こえているのに
僕の鼓膜は揺れないの
もう少しだけ このまぶたに 載ってて
いつだってそう 見えるのは一人だけ
もう少しだけ その声 震わせてて
「泣きたいのに 泣けぬなら 笑えばいい」
「我儘な僕という存在に何があっても付き合ってくれる自分っていう存在。
内側からは見てくれているけれど
外側からは見えない存在。
勝手に嫌いになったりもして、その存在をもし殺めても裁かれない僕という生命。
可視化出来ない存在だけれども
目の前にいれば、もう少し優しくできるだろうし、
殺めるって行為はもっと怖いものになるし、
悲しいものになるし、
もっと抵抗があるんじ ゃないかと思って作られた曲。」
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