Lyrics はじまりの音 富士葵
Written by
Hidenori Tanaka
Composition
Hayato Tanaka
水面に落とした石が波紋となって
向こう岸 目指して ひろがってゆく
そんなイメージがいつも まわってる日々
キッカケばかりずっと探してたんだ
隠したいわけじゃない 逃げてるつもりもない
誰かの冷ややかな声に 耳塞ぐときもあるよ
それでもこの手伸ばせば ほら
たしかに触れる あたたかい光
ここから世界は動いてくんだよ
ワガママで 聞き分けのない想いを胸に
変わりたくて変われなかった 臆病な自分に今 サヨナラするために
どこからだって そう スタートなんだよ
踏み出したら止まれないって 僕らは分かってる
信じる一歩 君を待ってる
はじまりの音を 聞かせて
透明なままでいれば 気付かれもしない
流れにまかせたって 孤独は消えない
飲み込むだけのコトノハ 行き場なくして
強がりの防波堤が溢れたんだ
どこにもいないなんて 決めつけられたくない
傷つき 振り落とされた プライドが熱を上げる
この声のまま響き合うなら
いつかは実在を超えてゆける
ここから世界へ飛び立つんだよ
不器用なエソラゴトだって 自由に描いて
奇跡なんて起こらないって 思い込んでたあの日を覆しに行こう
心が何度も叫んでるんだよ
つまずいた痛みこそが希望に変わると
光ってる未来 おそれないで
君だけの声を 聞かせて
ナミダを使い果たした夜明け 眠れず星を探した窓辺
鼓動のドラムが静寂に鳴り響く
もしも願ったなら?
もしもこの予感が"希望"だとしたら…?
ここから世界は動いてくんだよ
ワガママで 聞き分けのない想いを胸に
いつまでも忘れなかった たったひとつ信じてた 輝ける場所へ
どこからだって そう スタートなんだよ
踏み出したら止まれないって 僕らは分かってる
信じる一歩 君を待ってる
はじまりの音を 聞かせて
奏でて