Lyrics 少年 浅川マキ
Written by
浅川マキ
Composition
奈良敏博
夕暮れの風が ほほを撫でる
いつもの店に 行くのさ
仲のいい友達も 少しは出来て
そう捨てたもんじゃない
さして大きな出来事もなく
あのひとは いつだって優しいよ
何処で暮らしても同じだろうと
わたしは想っているのさ
なのにどうしてか知らない
こんなに切なくなって
町で一番高い丘に駆けてく頃は
ほんとに泣きたいぐらいだよ
真赤な夕日に船が出て行く
わたしのこころに何かある
少年はわたし
わたしは少年
そんなに変わっちゃないよ
あの頃のことを忘れてもいいだろう
だけどさ
忘れなくても オーライ
美しいひとからの電話は友人との約束をもキャンセルさせるのだ
なんて危ないハンドル捌き
もうすぐに落ちてくる夜の気配のなかで
街角を曲って消えて行くのか
見知らぬ男と女が抱き合うような
ただの友達のような それは
Stranger's Touch
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