Lyrics 氷の世界 井上陽水
Written by
井上陽水
Composition
井上陽水
窓の外ではリンゴ売り 声をからしてリンゴ売り
きっと誰かがふざけて
リンゴ売りのまねをしているだけなんだろ
僕のTVは寒さで画期的な色になり
とても醜いあの娘をグッと魅力的な娘にしてすぐ消えた
今年の寒さは記録的なもの こごえてしまうよ
オー 毎日 吹雪 吹雪 氷の世界
誰か指切りしようよ 僕と指切りしようよ
軽い嘘でもいいから 今日は一日はりつめた気持でいたい
小指が僕にからんで動きがとれなくなれば
みんな笑ってくれるし僕もそんなに悪い気はしないはずだよ
流れてゆくのは時間だけなのか 涙だけなのか
オー 毎日 吹雪 吹雪 氷の世界
人を傷つけたいな 誰か傷つけたいな
だけどできない理由はやっぱりただ自分が恐いだけなんだな
そのやさしさを秘かに胸にいだいてる人は
いつかノーベル賞でももらうつもりで
ガンバッてるんじゃないのか
ふるえているのは寒さのせいだろ 恐いんじゃないネ
オー 毎日 吹雪 吹雪 氷の世界