Lyrics 母のうた 吉田山田
Written by
吉田結威
Composition
吉田結威
空いたミネラルウォーターのラベルもないペットボトルに
煮出した麦茶 入れる母の口煩さが恋しいです
本当は優しくしたくて 何故だかいつも出来なくて
駅まで向かう帰り道 自分の幼さが嫌になる
あと何年 あと何回
あと何年 あと何回
私が大人になり あなたの背を越えた時は
照れたように笑いながら 一体何を想っていたのですか
トイレに貼ったカレンダー 特に書くこともないのに
私が帰るその日には真っ赤な丸を描いてた
あと何年 あと何回
あと何年 あと何回
選ばないまま受け入れて 足りないまま寄り添いあって
手垢のついた月日が 頑なになった心を解かしていく
白髪が少し増えたね 皺もきっと増えたでしょうね
だけどこんなにも美しく笑える人を私は 知りません
あなたがもしもいつか 私を忘れてしまっても
私が覚えている 私はずっとあなたの我が儘な子
幸せでいてください それが私の倖せ
そんな風に 思えるほど 私も少し大人になりました
嬉しそうに笑ってる あなたの歌