Lyrics 桜の刺繍 ももすももす
Written by
ももすももす
Composition
ももすももす
右目だけ瞑った太陽が
割れそうな背中を琥珀にしてくれた
僕はまだ春に浸りたくて
ひたすらに言葉を帆布に刺繍した
あなたの周りに群がった
羊歯を旅籠に詰めてるの
声には出せなかったさよならと
桜を踏み町へと駆け出した
新しいベッドはふかふかで
僕の洗剤の匂いだけがする
ああ今年もああ今年も
静かに夏が来る
不自然に思えた出来事も
今はもう掻い摘み話せる現事
灰色の影も花になって
眼に映る人影が音を奏でている
ざわめく夜が遠くなって
安らぐ懈怠と共に
砂の舞う思い出になりました
優しい風がまだ吹いてるみたい
新しい涙はふかふかで
僕の洗剤の匂いだけがして
ねえその声も目も掌も
背丈の誤差も
もうすぐ忘れられるのかな
声には出せなかったさよならと
桜を踏み町へと駆け出した
新しいベッドはふかふかで
僕の洗剤の匂いだけがする
ああ今年もああ今年も
静かに夏が来る
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