Lyrics 春うらら 田山雅充
Written by
最首としみつ・中里綴
Composition
田山雅充
みぞれ混りの春の宵
二人コタツにくるまって
ふれあう素足がほてり ほてり
誘いかけよか 待ってよか
さて さて トランプ占いは
ならぬ悲恋とでてきたよ
ここで煙草をぷかりぷかり
君は目頭赤くして
ああ……ああ 春うらら
ああ……ああ 溶け合って
窓を誰かが叩いてる
君はこわごわのぞき込み
ヤカン煮立って カタリ カタリ
笑いころげて腕の中
まだまだ小さい君の胸
僕の手のひら大きいよ
くらべてみようか そろり そろり
君は耳たぶ熱くして
ああ……ああ 春うらら
ああ……ああ 溶け合って
耳をすませば風に乗り
街は祭りの初稽古
浮かれ囃子が ひゃらり ひゃらり
夢は突然立ち止まる
今夜もおふとん一組で
君と僕とで抱き合えば
冷たい肌もぽかりぽかり
二人も一度 夢の国
ああ……ああ 春うらら
闇の中に漂う二人
ああ……ああ 溶け合って
朝の来るのも忘れそう
ああ……ああ……