Lyrics 難破船 中森明菜
Written by
加藤登紀子
Composition
加藤登紀子
たかが恋なんて忘れればいい
泣きたいだけ 泣いたら
目の前に 違う愛が
みえてくるかもしれないと
そんな強がりを言ってみせるのは
あなたを忘れるため
淋しすぎて こわれそうなの
私は愛の難破船
折れた翼 広げたまま
あなたの上に落ちて行きたい
海の底へ沈んだなら
泣きたいだけ 抱いてほしい
ほかの誰かを愛したのなら
追いかけては 行けない
みじめな恋 つづけるより
別れの苦しさえらぶわ
そんなひとことでふりむきもせず
別れたあの朝には
この淋しさ 知りもしない
私は愛の難破船
おろかだよと 笑われても
あなたを追いかけ 抱きしめたい
つむじ風に 身をまかせて
あなたを海に沈めたい
あなたに逢えない この街を
こん夜ひとり歩いた
誰もかれも 知らんぷりで
無口なまま 通りすぎる
たかが恋人を なくしただけで
何もかもが消えたわ
ひとりぼっち 誰もいない
私は愛の難破船