Lyrics オロロンの伝説 南こうせつ
Written by
南こうせつ
Composition
南こうせつ
オロロン ララバイ オロロン ララバイ
オロロン ララバイ ララバイ
昔々のことでした 北のはてのテウレの島に
コロポックルと呼ばれる娘が住んでいた
黒い瞳は海より深く
ある日娘は恋に落ちた
清い想いは鳥の歌となる
二人は波とたわむれ愛し合った
熱い吐息が夕日を染める
オロロン ララバイ オロロン ララバイ
オロロン ララバイ ララバイ
静かな春の日男は旅に出る 永遠の希望を探しに行くという
すぐに戻って来るからと言い残して
小さな船で沖へ漕ぎ出した
突然雲行きがあやしくなった
不吉な予感がさかまく波となる
三日過ぎても帰らない 十日過ぎても
ひと月過ぎても ただ波ばかり
オロロン ララバイ オロロン ララバイ
オロロン ララバイ ララバイ
娘は恋焦がれ岩に登る 朝な夕なに祈りを捧げる
神様彼を返して もう一度この胸に
これが定めなら 私とひきかえに
春が過ぎても夏が過ぎても
娘は男を待ち続ける
初雪舞った寒い朝 赤岩の岬で
コロポックルの娘は岩の上で死んだ
コロポックルの娘は可愛い娘
コロポックルの娘は鳥になった
春が来るといつも歌うよ
オロロン ララバイ オロロン ララバイ
オロロン ララバイ ララバイ
オロロン ララバイ オロロン ララバイ
オロロン ララバイ ララバイ