Lyrics 少女 五輪真弓
Written by
五輪真弓
Composition
五輪真弓
あたたかい陽のあたる真冬の縁側に
少女はひとりでぼんやりと坐ってた
つもった白い雪がだんだんとけてゆくのを
悲しそうに見ていたの
夢が大きな音をたてて崩れてしまったの
あたたかい陽のあたる真冬の縁側に
少女はひとりでいつまでも坐ってた
木枯しがのぞいてる垣根のすきまから
少女はいつも遠くを見つめてた
かわいい仔犬たちが年老いてゆくのを
悲しそうに見ていたの
夢が風の中で褪せて消えてしまったの
木枯しが通り過ぎる垣根の向こうに
少女はいつか行くことを知っていた