ボワを考察していく中で、二重人格までいかなくとも人と関わるための外面的な性格と心の内に秘めている内面的な性格とでは真逆のような人間ではないかと考えるようになりました。この曲ではボワの内面的な人格に外面的な人格が話しかけている様子に、怯えていたりする心情をありありと、時には客観的に歌で表現しました。「また誰かがknock,knock,knock,knock」の部分で不可侵だったお互いが入れ込んでいく感じが伝わっていけばいいなと思っています。日常を過ごすという言葉よりは考察するだけ難しく重いものになってしまいますが、フラフラ生きているからこそどこか澱んでいるボワの心の中が壊れて混ざってドロドロになっていく様子を表現出来たら良いなと思っています。