【1人声劇】心えて【悪役声劇】
読み手様:○○様 BGM:ひびき様
【1人声劇】心えて【悪役声劇】
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世界中の全てが敵になろうとも、私はあの方の味方であり続ける___
コラボの際は、ひびき様のサウンドにも拍手、コメントよろしくお願いします🙇
言い回し、一人称変更可。
台本貼り付け可。
世界観壊さないアドリブ可。
こちら復刻になります。
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ああ…
ここまで来てしまいましたか
致し方ありません
今更何を言っても遅いのでしょう
私はマスターから与えられた役割をこなすだけ
何者にもマスターの邪魔はさせません
例え、私が壊れてしまっても
ここは…絶対に通しません
(1:05〜)
マスターが間違っていると
あなた方はそう言いたいんですね
罪の無い命を犠牲(ぎせい)にする事は
悪魔の所業(しょぎょう)だと…ええ
マスターはわかっていらっしゃいます
それでも進むとお決めになられましたから
私はマスターの願いを叶えたい
マスターが私を救ってくれたように
(0:42〜)
不良品として廃棄(はいき)される寸前(すんぜん)の私に
マスターは…手を差し伸べてくださいました
(0:32〜)
あの方は悪魔じゃない!
ただの人形に生きる意味を与えてくれた!
心を教えてくれた!
感情を持っても良いんだと言ってくれた!
存在する事を許してくれた…!
世界の全てが敵になろうとも
私はあの方の味方であり続ける!
私には、なんの後悔もありません
だから…そんな顔をしないでください
これが、私のしあわせです
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ちょっと設定↓
人の手によって造られたアンドロイド。
機械的にプログラムされた事をこなす存在。
その中の一体が誤作動を起こした。
感情を得たアンドロイドは誤作動を続け、ついに不良品として廃棄される事になる。
そんなアンドロイドを救ったのは1人の天才と呼ばれる科学者だった。
科学者と共に過ごし、親しい友人も出来、充実した日々を過ごしていく。
ある日、科学者が言った。
「理不尽な世界を壊したい」のだと。
科学者に付き従い世界の敵となったアンドロイドの前に、かつての友が現れる。
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ちょっと読み物↓
「この世界に、1番必要なものは何だと思う?」
私を救ってくださったあなたは、そんな問いかけをなさいました。
「今のこの世界にはね、自浄作用が無いんだ」
また明日、と肩を叩いて来た彼らの顔が浮かびます。
「蝕まれて腐って…もうどこにも無事な所なんて無い」
私を見て、眉をひそめない。
「だから全部壊して、新しく作り変えるんだよ」
それどころか、私の事を友人だと言ってくれた。
『…マスター、私は嘘をついてしまうかもしれません』
「ん?」
『彼らと、“また明日”と約束を交わしました』
「…うん」
『明日は来ないのに…私は』
「君は…彼らと行ってもいいんだよ」
『いいえ。私は、最期までマスターの側にいたいんです』
「…そうか。…ありがとう…」
___
___記憶回路がショートを起こして、マスターとの会話を再生したようです。
これが、走馬灯というものなんでしょうか…
作られた存在の私でも、見る事が許されたのですね。
…なんですか、そんなに泣いて。
私の記憶(メモリ)の中のあなたは、よく笑う人だったでしょう?
私は、幸せですよ。何の後悔もありません。
少しでも、マスターのお役に立てて…
友人がこんなにも悲しんでくれて…
これ以上望むのは、ただの鉄屑には贅沢すぎます。
ありがとう…
ただただ、感謝を___
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