【二人声劇】想い石
読み手: 台本:砂糖水
【二人声劇】想い石
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伝えられない「愛してる」
▶︎「」
▷『』
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▶私達は15歳ごろから体が変化する
▷『ミクちゃん!宝石出たんだ!
綺麗…ルビー…かなぁ?
何ていうの?』
▶「あぁ、えっとね…パパラチアサファイアっていうの」
▶体のどこからか、宝石が浮かび上がる
だからどうということはない
▷『サファイアなんだ!どんな意味があるの?』
▶ただ、浮かび上がった宝石はその人間を表すんだそうだ
▶「“石言葉”は信頼関係…だって」
▷『そっか!すごく素敵な意味だね!』
▶彼女の手の甲には大粒のダイヤモンドが輝いている
▷『パパラチアサファイアってサファイアの中だと一番綺麗なんだってよ
やっぱり綺麗な人には綺麗な宝石が出るんだねぇ』
▶「そんなことないよ
リサの方が可愛いもん」
▷『え~褒めても何もでないよ?』
▶ダイヤモンドの石言葉は、“清純、無垢”
汚れの無い、美しさ
▷『ねえ、宝石触ってもいい?』
▶「うん」
▶︎私の”石言葉”は信頼関係
そして、一途な愛と運命的な恋
▷『やっぱり綺麗だなぁ…』
▶その手に触れて、その光輝くダイヤにキスすれば
その清純を汚すのだろうか
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