【一人台本】スタンプラリー

伴奏 Guardian 様 台本 もえか 演者

🔴読んでいただける際は 伴奏者様とこちらのサウンドへ、 拍手またはコメントをお願いいたします。 反応がない場合はそちらへお伺いしません。 世界観が壊れない程度の改変、一人称の変更大歓迎です。 以下台本 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 電車を待つ間、何度「またね」と挨拶を交わしても 楽しかった思い出が、寂しさの袖を引いた。 「もう会えなくなるわけじゃないんだから」 と笑う間も、 やっぱり全員、離れがたい気持ちは同じだった。 颯爽と過ぎ去る電車を見送って外に出ると、 明るかった青空が、 いつの間にやら、眩しい夕暮れになっていた。 行き道で話したことを思い出しながら歩く帰路は まるで、スタンプラリーのようだった。 行きよりも重い足取りは、 行き帰りでの道の変化をより鮮明にする。 一体、どれほどみんなで笑っただろう。 一体、どれほどみんなで騒いでいただろう。 苦しいことばかりの日常を 助け合いながら生きてきた。 その時間の分だけ どうでもいいようなことで 笑いあったようにも思えた。 そういう 当たり前じゃない、掛け替えない時間が とても幸せだったからこそ、帰り道の夕暮れが いつも以上に無常で、眩しく感じたのだろうか。 この縁が、末永く続きますように。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ この週末、念願叶ってネットから知り合ったお友達二人とも会うことができまして 二日半ほど一緒に過ごす間、会話をしていれば常に大爆笑で、二人が腹筋やら肺が痛いというほど、楽しくいろんなことをした週末。 日曜日の夕方、一人の子が先に帰らなきゃいけないので、新幹線の駅まで送って帰る際、行き道で貼っていた「入試会場」の垂れ幕がなくなっていたり、落ちていなかったであろう手袋が落ちていたり。 目線にピッタリかかるのではというほど眩しい夕日、行き道とは違うそれらからこの台本が浮かんできた次第です。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ #声劇台本 #台本 #一人台本 #一人声劇台本 #朗読台本 #一人朗読台本 #1人声劇台本 #1人朗読台本 #友人 #友情 #別れ #友達 #nana民と繋がりたい