或る特定の期限における爆発的な命の輝き 瞬き
疾走とはつまり燃え落ちる衛星の輝き 瞬き
肢体がバラバラになっても 痛みが炎と朽ち果てても
存在した 存在した 輝き
屈折したエゴが結ぶ実像 (遮光カーテンに真夜中の染み) 環状線、囚われの身の泊地の精神性 (空白を埋める為の慣性運動)
体育倉庫の堅い地面に裂傷 (ぼたぼたと滲んでいく鼻血) 深夜一時にこだまする執行猶予的な笑い声 (遮断された生活の孤立)
潰れたガソリンスタンドに横付けされた侘しさ (はためく企業の旗と不良カラス) 利他的な憤怒 (自覚のない自堕落)
日々、暮れていく感性 (死んでいく感性) 相対的な幸福 (値札の付いた幸福) 省略された人間性 (間接的存在否定)
病巣 (虚言) 雑音 (悲しみ) 悲しみ 悲しみ
Comment
1commnets
- jadway素敵な伴奏お借りしました。差し迫る曲調を聴きながらゾクゾクしつつ歌わせていただきました。終盤に向けての演奏は特にゾクゾクしました。ありがとうございました!