Thrilling Killing

Hero：ヨカナ君　Enemy：サタン様

#BGM #ハロウィン #ホラー #声劇 #パイプオルガン #通 ヨ「あ、起きた？」 サ「ここは？」 ヨ「僕専用の遊戯場だよ。」 サ「俺は確か、気を失って…」 ヨ「僕がここまで運んできたって訳！」 サ「何のマネだ？確かに俺は貴様らと敵対する妖魔の一族だが、争いは好かん。ゆえに組織を抜け、人に化けて暮らしていたというのに…何故こんな事を？」 ヨ「僕も元はれっきとしたヒーローだったけど、ある日突然全てがバカらしくなってもっとスリルを味わいたくなったんだ。そこで閃いたよ。誰にもバレずに人を殺してみようって。背徳感と高揚感に溢れたこの遊びは一度ハマれば病みつきだった」 サ「貴様、それでもヒーローか…こんな事が知れたら…」 ヨ「僕はヒーロー、君は怪人、さてみんなはどっちを信じるかな～♪」 サ「化け物め…」 ヨ「それを怪人の君が言う？まあいいや、始めるよ～♪」 サ『それから先は地獄だった… 妖魔が簡単には死なない身体であるのをいいことに、身動き出来ない状態で幾度も剣で刺され、それから徐々に首を絞め上げられる滑車吊り そして……』 ヨ「最後に何か一つ聞いてあげるけどある？」 サ「助けてくれ…」 ヨ「ダメ～♪」 サ『目の前に迫る車がこの世で最後に見た光景だった』