忘れじの言の葉
未来古代楽団 feat.安次嶺希和子
忘れじの言の葉
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___想いの果てる場所
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小さな町で牧師様と共に暮らしていた。
母様はシャロルが幼い頃に役目を終えて、主の元へ帰られたのだ。
母様との別れの日。
いつも繰り返しシャロルに教えてくれていた言葉をその日も母様は言っていた。
「いい?シャル。私達の人生の意味は生まれたその日から定められていて、その人の使命を全うすれば主の元へ帰るのよ」
この言葉があったから、シャロルは少しも寂しくなかった。———だって、母様は主の元へ、先に帰られただけなのだから。
シャロルもいつか生まれた意味を知り、それを果たして主の元へ…母様の元へ行くのだから。
そう思っているから、思っていたから。
身体が重くなって意識が遠くなった時、シャロルは母様の元へ行けないのかと不安で、別れの日に感じなかった分の寂しさが、シャロルの身体いっぱい押し寄せた。
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𝑪𝒂𝒔𝒕
💠シャロル・アダムス(cv.瑠莉)
#シスターシャロル
https://nana-music.com/users/6276530
𝒍𝒚𝒓𝒊𝒄𝒔
言の葉を紡いで 微睡んだ泡沫
旅人迷い込む お伽の深い霧
面影虚ろって 微笑んだ幻
想いの果てる場所 まだ遥か遠くて
求め探して 彷徨って やがて詠われて
幾千、幾万、幾億の旋律となる
いつか失い奪われて 消える運命でも
それは忘れられる事無き
物語
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𝑻𝒂𝒈
#AkashicRecords #シスター達の鎮魂歌
#忘れじの言の葉
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