19.群青讃歌
Eve/浅井 響(cv:AILE)
19.群青讃歌
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#ぼかりすと2_nana
『 不格好なまんまでいいから 』
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📕浅井 響:AILE
https://nana-music.com/users/1319380
使用楽曲作成者様:Eve
イメージ曲:ナンセンス文学
性別:男 身長:168cm 年齢:17
メンバーカラー:鈍色
「……アンタ、もしかして中学校通ってない?」
男子高校生を代表するほどの有名作家兼アイドル。
絶対に救われないシリアスサスペンスを書き、その救われなさは軽い気持ちで手に取った人の心にトラウマとなって住みつくほど。元気な時に見ると若干病む。
若干無口で話しかければそれなりに話すが、思ったことを隠せないいい意味でも悪い意味でも正直者。だが、その反面自分の言葉で誰かが傷つくことを非常に恐れている臆病者でもある。
臆病な部分を隠すために少しきつい言葉を使っている。数学が苦手。
1人の女の子を守りたかった。ただそれだけの気持ちで、ぼかりすと!に加入を決意した。自分よりいくつか年下の少女だったが、自分が渋々参加したサイン会でとても長い手紙を送ってくれるような、優しくて可愛い、引っ込み思案な少女だった。
何枚も何枚もファンレターを送ってくれた。淡いピンク色の封筒や便箋があの子らしくて、何度も何度も読み返した。そんな中で、彼女が「ぼかりすと!」というグループで活動をしている事を教えてくれた。「自分はそこまで歌が上手ではないけれど、もし良ければ聞いてみてください……!」と記された文章。
控えめだけれどもかわいらしく、芯の通ったとても綺麗な歌声は、あの日聴いた声を、見た姿を、容易の想像させた。
可愛くも物悲しいメロディが、歌が、歌詞が、ここまで人を魅了するものかと驚いた。
数ヶ月後、自分は今、応募用シートを握りしめている。
……こんなことするなんて正直自分でも気持ち悪いと思ったが。でも、それでも、少しでも彼女に近づくことができるならと、ぼかりすと!への応募を決意した。
……結果、彼女と入れ替わりで、参加が決定した。
「………………あの子は本当に、天使みたいな子だったのかもしれない。」
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#アイドル企画 #ボカロ #VOCALOID #一次創作
#企画 #群青讃歌 #Eve
6月のあの日を最後に、手紙は届いていない。
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