【2人声劇】門出の青い鳥たちは
○(PICO) ●(くらむଳ)
【2人声劇】門出の青い鳥たちは
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もし僕に爆弾がついてるとすれば、
外そうと努力するけれど、外れなかったら時間が切れるまで"僕を好きな人"と一緒にいるかな。
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【2人声劇】門出の青い鳥たちは
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○「あのガトーショコラ絶品すぎ!」
●「あぁ。コーヒーも美味かった。(うまかった)」
○「甘いものも食べれたし…!…この青も見れた…。
●(青…。)
●"その背中"を優しく抱きしめる。
(1:10)
●「…ほんとうに、いいんだね」
○「えぇ。桜の花びらが全部青ならいいのにって思うほどよ。
…あなたこそ、ほんとにいいの?」
(0:57)
●「はは、何度も話し合っただろ笑
君がいない世界なんて、僕は生きていくつもりないよ。」
○「ふふ、そっか、笑」
●(例えばこれが、世にいう嫌な予感というやつで。君と死ねるのなら本望だと思っていても。)
(0:37)
○「…すーーはーー(深呼吸)
やりたいことは全部やった。後悔なんてないわ。
…さっさと切っちゃいましょ。」
(0:25)
●赤でも、青でも、どちらを切ると決めていても。絶対なんてない。だけど―、
●(…だけど、僕ね。
本当は…、赤が好きなんだ。)
(0:10)
●「…行くよ。」
(0:07)
○「…うん。」
(0:05)
●「…3.2.1」
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○ 17歳。背中に時限爆弾が埋め込まれている。
青色とカフェのスイーツ巡りが好き。
「死ぬかもしれないのに受験勉強なんてまっぴらごめんよ」
●22歳。決断令が発令される前に産まれた。
読書と彼女が巡るカフェのコーヒーを飲むのが好き。
「なら、僕に切らせて」
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【決断令】
決断が出来ない人間はダラダラと生き、あちらこちらとフラフラし覚悟もないまま生きていく。そして無能な大人が出来上がる。
新元号への変更に伴い政府は、赤子の背中に時限爆弾を埋め込む法令を出した。18年間、爆発する00:00に向けて数字が動いていくが、その間に2本のうち1本の回避コードを切れば時限爆弾は体に馴染んで消えていく。
2分の1の確率を外した時のため、切断前に周りの住民たちを避難させるか、誰も居ない場所での切断が義務付けられている。
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PICOさんの素敵な台本読ませていただきました。
ちゃんと歳の差が表現出来ていたか不安ですが...w
僕なりに解釈して読みました。伝わってるといいな。
色々と考えさせられる台本でした。
18を超えて大人になった人、まだ進路に悩んでいる人、今を楽しんでいる人、未来なんて考えたくない人、...もし18歳で消えたら。
あなたならどうしたいと考えますか?
Comment
2commnets
- くらむଳ
- PICOくらむさん😳読んで頂きありがとうございます!! 待って泣いてる〜泣いちゃってる〜 聞いた後に思わず 「いやいや…、すご笑」 って言っちゃいました笑 泣く表現上手すぎん??😂😂 大人の優しさで包み込むというよりも、大切故に涙が溢れる…立場が対等な感じが好きです。 裏切りと葛藤の涙かな…赤を切ったのかな… というか、くらむさんを好きな人… 自分やんけ( ゚∀ ゚)ハッ! 改めまして、読んで頂きありがとうございました!!🙇♂️🙇♂️