【朗読】「汗る気持ち。」（オリジナル）

フンっ。

台本はご自由にお使い下さい。 アドリブ書き換えOKです。 あと、申し訳ないですが、 #7SAISA のタグだけはキャプションに付けて下さい。 『汗る気持ち。』 その時、 私は少し汗っていた。 契約がまとまりそうな相手先へ 最後のひと押しをする為に アポイントを取っていたからだった。 しかし電車の遅延で 約束の時間に間に合うかどうか。 最寄り駅からはバスで行けるらしいが、 時間もないし小走りでタクシー乗り場に行き タクシーに乗り込んだ。 少し早口で行き先を伝えたが タクシーの運転手は何か怪訝そうに返事をして車を走らせた。 ワンメーターとかだったりするのか？ イヤそんな事はない。 バスでそこそこ時間が掛かるみたいだったし。 仕方ない。 機嫌の悪い運転手もいるだろうし 気にしないでおこう。 それにしても 何か違和感がある。 普段タクシーに乗らない私でも感じる違和感。 気まずい雰囲気とでも言うのだろうか。 こっちはお金払って乗ってるのに！ っと少し腹が立ってきた。 「あ！？あれ！？ あっー！！！ まてまて私は助手席に座ってるではないか！！！」 「タクシーを１人で乗ると、 普通は後部座席に乗るのに 私は当然な顔して助手席に座ってる！」 「デートしてるカップルのように、 自動車教習所の教官のように 当然な顔して助手席に座ってる！」 「運転手さんの 怪訝そうな返事の原因はコレだったのか！」 「でも今更信号待ちとかで、 後部座席に移るのもおかし過ぎるし！」 と、汗った私は 気付いてないフリをして 目的地まで送り届けてもらいました。 #7SAISA #フンっの台本 #声劇 #朗読 #声劇台本 #声劇台詞 #声劇用台本 #声劇コラボ用 #二人声劇台本 #台本 #演技力 #BGM #nana民と繋がりたい #7SAISA #BGM #インスト #instrumental #オリジナル #オリジナル曲 #original #声劇 #伴奏 #朗読 #music