武器の扱い方、教えます【武器屋営業クエ】
flumpool
武器の扱い方、教えます【武器屋営業クエ】
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商品の整理や手入れをしながら、ふと思う。
よく店に足を運んでくれる客は大体いつも決まった種類の武器を購入したり、今使っている武器の整備の依頼をしていったりする。
よく売れるのは使いやすい片手剣や、威力の高い大剣、遠距離戦に用いられやすい弓などが多く、扱いの難しいものや変わり種の武器は売れ残って店の隅で埃を被ったりしている。
「…」
ジーグは落胆とも感傷ともつかないの物憂げな溜息をついた。…そもそも戦闘とは縁のない生活を送っている住民達に関しては、この店に足を踏み入れることすらないだろう。
別に客足を伸ばしたいわけじゃないが、せっかく作った武器が触れられもせずに眠り続けていることには職人として悔しさもあるし、もっと幅広い人に武器の魅力を知ってほしい気持ちもある。ジーグは武器の埃を払うと、ブン!と大きく振りかざした。
物騒な印象もあるだろうが、自分の身を守る術を身に付けておくのは大切なこと。護身用として所持しておくことは、武器屋としても推奨したいくらいだ。
幸い、私には大体の武器を扱える器用さと、試し打ちなどで培った技術や経験がある。人に教えるのは得意な方ではないが、私だからこそ出来る売り出し方ってのを模索してみるのも面白いかもしれない。
「…ま、ウダウダ考えて落ち込むのは性にあわねぇんだよなぁ…やるだけやってみるか」
ジーグはボソリと呟くと、武器からペンへと装備を変えて何やら紙に書き出した。うん、と頷くと紙を携え呪詛屋へと向かった。
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武器のプロと共に自分に合う装備を探して下さい
・武器の種類を指定し、指南を受ける
・適性のある武器を探す
・変わり種や使ったことのない武器に挑戦する
・お任せ(大きさや攻撃範囲、物理や魔法など、ざっくりした条件指定可能)
アンサー提出時、上記から一つ選択する事
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