ぬゆり
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くしゃくしゃになった診察券を持って
簡単な想像に日々を使っている
単調な風景にふと眠くなって
回送列車に揺られ動いている
☆看板の照明が後ろめたくなって
目を落とした先で笑っていた
通りを抜けて路地裏の方で
屈託もなく笑っていた
★映画の上映はとうに終わっている
☆叱責の記憶がやけに響くから
★できれば遠くに行かないでくれ
☆出来るなら痛くしないで
✨構わないで ないで 離れていて
軋轢にきゅっと目をつむって
報わないで ないで 話をして
窓越しにじっと目を合わせて
00:23〜☆
今日までの記憶の全部を
消してしまう時まで眠れない
あしたから生きていく
自分の身代わりが欲しくて堪らない
大丈夫と言わせて
後から君のせいにさせてはくれないか
今更意味ないから
後から君のせいにさせてはくれないか
出来ない約束を
とうとうと溢れる一言一言ばかりに
脳を奪われるくらい
意味を成せない 何も出来ない
見えない 逃げたい
飛びたい やめたい
逸らせない
だから 沈め 沈め
這い上がれないほどまで
飽きるまで 落とせ 落とせ
救い垂らす時まで
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