発光帯(弾き語り)
ハナレグミ
発光帯(弾き語り)
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あてもなく あの町へ
あの店の方へ 何年ぶりだろう
埃っぽい看板 窓枠
人気のない路地 おしっこの匂い
まるで映画のワンシーンみたい
時が止まる 巻き戻る 重なる
あまりにも静かに
幻さえ 心残りで
戸惑うまま ずっと立ち尽くしていたの?
いつかの夜が ふと押し寄せる
幽かな痛みとなって
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