_3.ハッピービーンズデー(story04)_
【Corrupted hymn :Ⅱ -Recurrence-】
_3.ハッピービーンズデー(story04)_
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💭「チッ、見つかったか。まあいい、
見つかったのなら倒すまで…!」
🐕「悪いけど、俺を捕まえるのは不可能だよ!」
🎐「やぁ、こんにちは。…こういう時ってどうするんだっけ…?」
🔍「さっさと終わらせよう。ノア君、準備はいいかい?」
🫖「バッチリだよ、ラディア君。ふふ、さぁ楽しもうか!」
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▶︎𝐒𝐓𝐎𝐑𝐘
3.ハッピービーンズデー
(4/4)
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【農民チームB VS 怪物チームB】
ハッピービーンズデー開始前、初期位置についた6人。
前衛担当の3人…ゲンナリとした表情で木にもたれるディンクと、冷静な表情で腕組みするレイジ。そして優雅に日向ぼっこをするアレータ。彼らは三者三様に、後衛組の様子を見守っていた。
🐾「ほーーーっんとにこの作戦やるの?マジで嫌なんですけど……」
🍬「…勝ちにこだわるなら、なかなか面白い作戦ではあるんじゃない?……まあ確かに、少々……優雅さには欠けるというか。野蛮ではあるけれどね」
🐠「どんな蛮行であろうと僕の美しさをかき消すことなどできないさ」
🍬「……ほんと、ブレないですねアレータ先輩。まあ!僕の美しさだって、決して霞んだりしないけれどね!」
🐾「もしかして張り合ってる?」
🍬「別にそんなことはないよ」
🐾「即答怪しい〜…」
🐠「ふふ。美しい僕のために争うのはやめたまえ」
🍬「違います」
🐾「……始まる前から疲れたんだけどぉ。抜けちゃダメ?ほんと…」
💭「待たせたな」
のんびりとした会話をかわす前衛組に、後衛組のビオナ、サディク、エルスが話し合いを終え向き直った。
💭「最終確認が終わった。俺たちの魔力のコンディションは最高だ」
🎐「僕も、今日は調子いいかも!」
🐕「もちろん、喉の調子もね!いくらでも張り上げられるよ!」
🐠「それじゃあ、とうとう始めるんだね?」
💭「ああ。俺たちの作戦……」
🐕「深読みさせて、実は力技!」
🎐「魔力と歌声の続く限り、バフをかけ続けて!」
💭「片っ端から撹乱していく殲滅作戦だ!」
🍬「影から狙うべき農民側が、堂々と攻撃に出る……きっと怪物チーム側には思いもよらない作戦だろうね。だけど豆がなくなったら僕たちはアウトだよ?」
🐕「もちろん!進むのはアイテム方面。待ち伏せも多いけれど、それこそ『敵がいる』って分かっているのだから、メリットの方が多いよ」
🎐「最初からこの迷彩ジャケットを着ている僕たちがフォローしつつ、アイテムを確保しつつ、君たちが片っ端から怪物チームをやっつけちゃう…ってことだね」
💭「スタートは開始の合図と共にだ。……行くぞ!」
ーーー
🔍「……?おかしい」
茂みに隠れながら戦況を確認していたラディアが、突如眉を顰める。
怪物チームの4人はスタート地点から少しずつ、しかし確実に農民チームを捕縛していた。前衛であるアルカとサリに隠れさせ、迷彩ジャケットを着たノアとラディアが敵の位置を2人に伝える、という戦法だ。
敵がまばらであるうちに、確固撃破する。こちらの動きが農民チームに悟られないよう、慎重に…それが彼らの方針だった。
🫖「どうしたの?ラディア。なんかあった?」
レーダーの様子を見ていたラディアに、上機嫌なノアが声をかける。先ほどから、農民チームを探しては奇襲に驚く様子を楽しそうに眺めては、ずっと上機嫌なのだ。
🔍「各チームの位置や人数をスキャンしていたんだが……動きが変なチームがいる。補給箱の場所を最短ルートで突っ切るように移動しているのに、毎回消えているのは怪物チームなんだ。補給箱の前は、普通だったら待ち伏せが多いはずなのに、一度も誰も捉えられていない……つまり」
🫖「めちゃくちゃ強い相手、ってこと?」
🔍「ああ。しかも複数人いる。十中八九、合唱祭メンバーだろうな」
そういうと、ラディアは身を隠すためにあえて距離を置いていたアルカとサリを呼び寄せた。
☂️「どうしたんですか?」
🫖「敵大将のお出まし、って感じ。このままだとぶつかるんでしょ?」
🔍「ああ。30分後には確実に。…だから先手を打とう」
顔をつき合わせて、小声で作戦確認を行う。アルカとサリは顔を見合わせると、自身ありげに笑みを交わした。
💊「ああ、やっとみんなに会えるんだね!おっと…大きな声は控えないと…ふふ」
☂️「そうですよ、アルカ先輩。俺たちは、こーっそり…確実に、仕留めていくんですからね」
🫖「獲物みたいな言い方するじゃん」
☂️「あ、あはは……」
🔍「ルートは予測できる。僕たちのやり方も変わらない。このポイントで彼らを迎え撃とう。さあノア、僕たちも準備を」
🫖「はいはいっと」
そうして4人は、茂みに隠れながら、移動してくる農民チームを迎え撃つために移動し始めた。
ーーー
確実に農民チームが通過するポイント……補給箱の茂みからあたりの様子を伺いながら農民チームの到着を待っていたアルカとサリ。案の定遠くから聞こえてくる歌声に、敵は確実に合唱祭のメンバーだということがわかる。さらにじっと息を潜めていると、彼らの姿が見え始め……
☂️「…!?嘘だろ……」
💊「……ああ。なんてことだ……」
2人は息をのんだ。
🐠「さあ!次の敵はどこだい?美しい僕が、美しく片づけてあげよう!そう、真っ新に、何も残してあげないほどにね!!」
🍬「うふふ。まだまだ調教が足りないようだねぇ!ほら、もっと地べたに這いつくばりよ!」
🐾「は?何?お前。なんで俺の方にくんの?俺に消して欲しいってことであってる?マジ面倒臭い」
歌うように大きな声を上げながら、立ち向かってくる怪物チームたちに次々と豆を当てていくアレータ。
高笑いをしながら両手のビーンズシューターをかざして、逃げ惑う敵を容赦なく倒していくレイジ。
いつもよりさらにダウナーに、目から光を消して心底うっとしそうな目で向かってきた相手を睨みつけ、食い殺さんとばかりに鋭い歯を見せるディンク。
明らかに様子がおかしい敵の様子に面食らってしまうサリとアルカ。違う場所から敵の様子を観察していたラディアは、その後方、やや枯れたような歌声を放つ3人に目を向ける。
ビオナ、サディク、エルスの3人だ。彼らはうまいことパートを分けたり交代したりしながら、あまり間を空けずに同じ歌を歌い続けている。
彼らが歌っているのは、単純なバフ効果が乗ったものではなく……味方を凶暴化してしまう、非常に強力な歌であった。
☂️「せ、先輩。どう見ても様子がおかしいですよね?なんですか、アレ…!うちの寮長たち、ずっと歌ってません?」
サリが無線でラディアたちに助けを求める。彼らは目の前の別の怪物チームたちを片っ端から倒していくことで夢中で、こちらには気づいていない。
💊「見る限りでは、彼らは自分たちのチームに、かなり強力な魔力を浴びせているようだけど……ああ、また味方がやられてしまった」
🔍「ああ……いや、分かった。あのチームは、自陣に、強いバフをかけているだけではない……一種のステータス異常をもたらしている。だから、スタート地点からずっと、誰にも倒されることなく、疲れることもなく、怪物チームを殲滅しながら進んできているんだ……!」
💊「つまり、後ろの彼らは……スタート地点から歌い続けているということかい……?」
🔍「なんていう……脳筋戦法なんだ……!!」
ポカン、と2人が呆気に取られていると、興奮した様子のノアが身を乗り出す。
🫖「えー!なんかすっごく楽しそうじゃん、あっち!混ざってきていい?」
🔍「ダメに決まっているだろう…!」
🫖「どうしてさ?あっちにアレータ寮長がいるし、なんか様子すっごい変だし!からかったらめちゃくちゃ楽しそう〜!あんなおかしな様子の寮長、すぐに捕まえられちゃうよ。俺、アレータ寮長を捕まえに行きたい」
🔍「落ち着け!様子がおかしいだけじゃないんだ。その代償を払っているということは、対価に……凄まじい魔力が彼らに供給されているということだぞ…!」
ノアとラディアが小声で口論していると、サリが慌てた様子でアルカを促し、2人で後退し始めた。
☂️「あの勢い、想定していたよりもすごいです!このままじゃ向こうの射程範囲内に入ってしまいます!」
💊「立て直す時間はなさそうだ。どうする?ラディア、ノア」
🔍「……。落ち着いて、距離を維持しながら聞いてください。作戦を話します」
ーーー
有象無象だとばかりに倒していく農民チーム。しかし、後衛でバフを担当しているビオナ、サディク、エルスの3人は、流石に疲弊を感じ始めていた。
🐕「なんていうか……ここまで順調すぎるのが、予想外だったよね……!」
🎐「う、うん……こんなにたくさん倒して、こんなに長く誰にも捕まらないなんて……!」
💭「交代で休んできたが……流石に、喉が……本調子じゃなくなってきたな」
🎐「でも、この曲に思い切り魔力をこめるには、こうするしかないもんね…」
🐕「そろそろ、敵の大将に当たらないかな……あっ!!!!」
6人の前に、一際目立つ髪色の大きな男が立ちはだかった。ビオナの大声に、6人の意識が彼に集中する。
💊「やあ皆。そして……とーっても会いたかったよ、
我が麗しの女王殿」
アルカが声をかけると、一瞬ぴたりと止まるレイジ。
🍬「おや……ようやくの歓迎だね、アルカ。待っていたんだよ。
君は…僕自ら射止めてあげなくちゃね?」
💊「ふふふ…君が俺を射抜くのが先か、俺が君を優しく抱きしめるのが先か。競争かな?」
いつもよりも理性を極端に減退させたレイジは、後先考えずにアルカに豆を打ち込みながら突っ込んでいく。攻撃は単調だが、ビオナ、サディク、エルス3人の強力な魔力によってバフを施されているため、鋭い攻撃がアルカを襲った。
🎐「待って…!合唱祭メンバーがいるってことは、絶対に近くに…!」
🐕「仲間がいるはずだよ!!みんな、あたりを警戒して!!!」
🐾「はあ?なんでお前のいうことなんか聞かなきゃいけないの」
🐕「ディンク〜!俺たち今、味方同士だから…!!」
☂️「そうですよ。仲間割れしている暇はありません」
💭「…!!サリ!!」
いつの間にか気配を消し、背後をとっていたサリがサディクに掴みかかる。しかしすんでのところでサディクはそれをかわした。
☂️「流石にすばしっこいですね」
💭「ちっ。よりによってお前に見つかったか……
しかし、今の攻撃、かわされたらまずいんじゃないのか?サリ」
☂️「さて、どうでしょうか?」
余裕表情のサリに、やや苛立ちの表情を浮かべるサディク。そんなサリを取り囲むように、ビーンズシューターを携えたビオナとエルスが脇を固める。
🐕「いくらサリとはいえ、単騎で俺たちを捕まえるのは不可能だよ〜?」
🎐「やあ、こんにちは。……ええっと?」
🐕「挨拶してどうするんですか、エルス先輩!」
☂️「1人にそんな寄ってたかって、ひどくないですか?先輩方……っと、アレータ先輩とディンク先輩は気づいちゃったみたいですね?凶暴化していても、先輩方の魔力量ならそのデメリットをカバーできる…さすがの作戦です」
💭「いや……作戦というか、成り行きでもあるんだがな」
🐕「え!?2人ともどっちに向かってるの!?」
気づけば、アレータとディンクは、茂みの方向に駆け出していた。しかし彼らがそこに踏み入る前に、サリとアルカは声を張り上げた。
☂️「今です!」
💊「今だよ!」
すると、茂みの方角…のその上。木の上からラディアとノアが現れる。
🫖「よぉ〜し。やっと出番だ!さあ、楽しもうか!」
🔍「短期決戦だ。さっさと終わらせよう!」
2人が息を吸い込むのを見たディンクは、本能的に何かを察して低く唸ると木を登ろうとしてくる。しかし、レイジの攻撃を悠々といなしながら、アルカがそれを阻んだ。
💊「ふふ。させないよ……さあ、歌って!!」
💭「ちっ……対抗するぞ!ビオナ、エルス先輩!!」
🐕「うん!!!」
🎐「いくよ…!!」
☂️「おっと、させませんよ!」
💭「くっ……おい、サリは俺が引き受ける!」
🐕「そーんな水臭いこと言わないで!俺たち3人でサリの相手をしながら歌えばいいんだよ!」
☂️「……へへっ、そうきましたか……臨むところです!!!」
🕊アヴァターラ / ナナホシ管弦楽団
↪︎ https://nana-music.com/sounds/064ee56d
⚔Brave Shine / Aimir
↪︎ https://nana-music.com/sounds/064ee686
ーーー
ラディアとノアが歌ったのは、味方を凶暴化させるよりも、さらに強力な……リスクが伴う、あらゆるバフ効果を詰め込んだ歌。起死回生の一手にも、諸刃の剣にもなりうるそれは、アルカとサリの戦意、攻撃力、体力…あらゆるものを一時的に、大きく底上げする。
アルカは再度こちらに向かってくるレイジの背後に素早く駆け寄ると、最も簡単に抑え込んでしまった。
💊「ふふ。捕まえたよ、寮長。ほら、ぎゅーっ……」
🍬「う……うん?あれ、僕は今まで、何を……」
💊「ああ!目が覚めたんだね!麗しい女王!」
🍬「……どうして僕はアルカに抱きしめられているんだい?……ってことは、…ああ、負けてしまったんだね……そろそろはなしてくれないかい?」
💊「ああ、そうさ。でも君はとっても勇ましかったよ」
敵同士であるにも関わらず、のんびりと語り合う2人の背後。黒い影が、素早くアルカに武器を向ける……が。急に振り返ったアルカが、その影を素早く掴み込んだ。影の正体は、険しい顔でこちらを睨むディンクだった。
🐾「!!…」
💊「君、背後を取るなら、そんなに殺気を放ってはいけないなあ」
🐾「オイ!…お前もアウトになってるんだから、離せ」
💊「ん?」
アルカの胸ポケットに、いつの間にか豆が入っていた。ディンクは気配を消し、殺気を放つのよりも早くアルカに向かって豆を打ち出していたのだ。
🐾「全く。殺気だって別に出すつもりじゃなかったけどぉ……こんな戦場でまったりしないでくれる?こっちは朝から動かされっぱなしで、マジで腹立ってるんだからさぁ。もうさっさと終わってくれって感じぃ……ここまで頑張ったんだから寮長だって文句言わないでしょ。あーもーまじ最悪、疲れたぁ……」
実は凶暴化が解けていたディンクは、ひとしきり悪態や愚痴を吐いた後に大きく伸びをすると1人で去っていった。
💊「アウトになってしまったことだし、俺たちも戻ろうか…いや、まだまだ動き足りない気がするなあ。花に水やりをしてきてもいいだろうか」
🍬「いいんじゃない?ひとまず退場するのだし」
💊「一緒にどうだい?とっても気持ちが和むよ!」
🍬「い、いや。遠慮するよ……」
ーーー
3人を相手取るサリの動きは、常人では目で追いつけないほどの速さになる。まずサディクに飛びかかったサリを、かろうじて反応に追いついた獣人のビオナが腕をクロスして防いだ。
🐕「っぐ……なんだその速さ!人間離れしすぎじゃん…!!」
💭「サリは元々すごいやつだって、言ったろ……畜生、ぜんぜん当たらない!」
🎐「うわっ!あ、……つ、捕まっちゃった。あっという間だったなあ」
☂️「まずは1人目、です。どんどん行きますよ!」
🐕💭「「くっ……!!」」
持ち前の運動神経や動体視力で善戦をするも、長時間のバフで体力を削られていた2人がサリに捕まるのは、すぐのことであった。
🐕「く、悔しい〜〜〜〜!!!!!」
☂️「何言ってるんですか。ここにくるまで、先輩たちで何十人の怪物チームを倒してきたと思ってるんです!?」
💭「50くらいか?」
🐕「いや、もうちょっといたと思う」
☂️「ほら!!十分活躍してるんですから、駄々こねないで退場してください!!」
🐕「くーーーッ…!」
💭「元々俺たちは、戦いに勝つんじゃなくて、農民チームとして勝ちにきたわけだろ?役割は果たした。いくぞ、ビオナ」
🐕「そうだけどさあ!もう少し戦いたかったー!!」
ーーー
一方。歌を歌い終えたノアとラディアは、木の上でうずくまっていた。
🫖「うわぁ……この歌、付加おっも……!!」
🔍「距離をとっていて正解だったな。このまま動けなくなるだろうが……騒ぎを聞きつけた別の農民チームに見つからずにやり過ごせるかもしれない」
🫖「はあ。さすがイグニハイドの副寮長だなぁ。あと、さすがボードゲーム部?なかなかの采配だったよ。でも、うちに手伝いにくることは忘れないでね?」
🔍「……ふふ。わかっている。
それにしても……彼らのスタート地点からこの場所まで、魔力を持たせるなんて…やはり、天性の魔力量の差は、埋められない…か」
🫖「?何言ってるの、ラディア君、……あれ?」
その時突然。
ノアの背中に、コツンと何かが当たった。
🫖「……え?」
🐠「ふふ。ノア、君はアウトだよ」
振り返れば、地面の下から両手にビーンズシューターを抱えたアレータが、不敵な笑みを浮かべて立っていた。
🫖「あ、…アレータ寮長…!?いつの間にそこに……って、そういえば!!ずっといなかったじゃん、この人!」
🔍「……!!アレータ先輩。凶暴化は…?」
🐠「ふふ……甘いなあ。
僕が信じているのは、己の美しさ!その一点のみ。だから凶暴化しようがどうなろうが、僕自身は何も変わらないのさ。そして、……バフのデメリットさえも克服し、まるで凶暴化しているかのように見せる……美しい僕にしかできない戦法だね」
🫖「む、無茶苦茶だ…」
🐠「さてと」
アレータはラディアに向き直る。こちらの様子を察したサリが駆け寄ってくるが、強大な魔力を身に受けたためか、ひどく疲弊した様子だった。それでもなんとか駆けつけ、アレータと対峙する。
☂️「先輩たち!!……あ、アレータさん。残っていたんですか」
🐠「嬉しいかい?……さて。残ったのは身動きができない君と、体力を使い果たした君……そして僕には、みんなが残していった武器と、大量の豆。
さあ!勝負はこれからだよ!」
🔍「くっ……」
☂️「ここまできたら……とことん足掻いて見せますよ!」
ーーー
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🕰「いやあ!!今年のハッピービーンズデーは、白熱しましたね!!とってもエキサイティングでした。私、心臓バックバクでしたよ!」
🕰「皆さんの歌声は、プログラムを追っていくにつれて、どんどん磨かれていっています。この調子で、次のプログラムも頑張りましょうね」
🕰「……どうしました?まだ、何か?」
🕰「勝敗?…ふふ。それは、彼らに直接聞いてみてください。きっと楽しそうに、悔しそうに、事細かく教えてくれることでしょう」
🕰「おや。もうこんな時間ですね。
私はこれで失礼します、こう見えてとっても多忙なので!
それでは、また。」
Next story... 『4.第二章』6月投稿予定
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