夢の世界、ここの僕。
コラボ者様: /台本: 廣瀬くん
夢の世界、ここの僕。
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素敵な音源お借りしました!
伴奏者様へ拍手お願いします😊
初めて朗読台本書いてみました!
ある人の、夢の中での物語。
未来での戦時中。人間のために作られた存在。廃棄されてしまってもなお、人間を守るために動く機械たち。
その行動は僕達を守るため?それともただのプログラム?
そんな悲しい世界の中で恐怖を覚えた僕は、一体何に恐怖をしたの?
好きにアレンジ、カットなどしていただいて結構です!
少しでも多くの方の目にさわれば、と思います😊💭
※ 麓…ふもと
釜…かま
〰〰〰〰〰ここから台本〰〰〰〰〰
「おはようございます。調子はいかがですか?」
初めての出会いの言葉はそんなありきたりの言葉だった。
僕には両親がいない。
ある日この時代へと転生されて、何もわからない僕をゴミ置き場にいた君が救ってくれた。
それからは君の住む山の麓で暮らしていた。
朝起きて生き物を捕まえ、それを食べる。
布団もあったし、風呂も君が用意してくれた釜で済ませた。
不自由ない毎日だった。
だけど、平和な日々は続くことはなかった。
突然火の海が僕らを襲った。
その日、僕は君が人間ではないことを知った。
顔が焼けただれ、皮膚の下からは生々しい金属の骨格が現れた。
僕を守るために広げられた腕はちぎれてしまい、先端からは火花が散っている。
恐怖に染まる僕を後ろ目に、君はいつも以上に落ち着いた、優しい声で僕に語りかけた。
「大丈夫だよ」
そこで僕は、いつものアラームでいつもの時間に、いつも起きる自宅のベッドの上で目が覚めた。
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Comment
2commnets
- あほい(わさお)切ないも優しい物語に感動しました! お借りしました!
- ときの*お借り失礼します!