Night Birds 完成版
Shakatak
Night Birds 完成版
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今回は、結果、かなり、やりたいことになった、という感じ。ボクのやりたいのはこういうアコギの表現なんです、という。
ここに上げたなかでは、最も時間かけたかも。昔から、定番で弾いてたもの以外では。リズムギター録ってから1週間位かかったもんなー。そう、途中、やっぱりヴァイオリンベースでは、こういう曲には限界あるんじゃね?で、普段はベースであんまり詰まらないが、一回、パターンを変えて全く録り直したり。原曲のように弾けなくて。途中まで、ベースが曲にノってない、とすげえ気になってたが、ウワモノを乗せ始めたら、全然気にならなくなり、むしろ、ヴァイオリンベースの個性で良いじゃまいか、と自画自賛に。
あと、初期は、初めに入れたリズムギターのフィンガーノイズが、従来経験したことのない、大きさで、耳障りだ、と。それで、ずっとまだ録り直そうか、とあんまり集中できずにいたり。これは今聞いてもだいぶ気になるが。
っていうか、この曲は前から録ってみたかったんだけど、録る前、正にシャカシャクシャカシャク言ってるこの16ビートのリズムを綺麗に聞かせるのが最初の入り口だと思ってて。初め、当方、アンドロイドユーザーなので、walkbandで、手拍子で8ビートでリズムパターン作って、アナログに直でMTRにタイミングはかって左右でズラして録ったら、ステレオで左右からパカパカパカパカ気持ちいい16に聞こえるんじゃね?でやってみたんだけど、全然うまくいかなくて。結局、iphoneのがレバンに手を出し、素直にシェイカーの強・弱・強・弱・強・、、、がうまくいった。そんで合間に適当に歯切れの良い方のクラップとカスタネットを入れたら、今回のこのパターンになり、これは気持ちええとなった。
あと、ウワモノは総じてたどたどしいけど、こっちに引っ越して来てからスタジオも近くに見つけられず、夜、浅い時間、1時間位は許してちょ、でチマチマと部屋でアコギを弾いて、盛り上がったとこで終わるような感じを積み上げたもの、としては、むしろ思ったより破綻がなかったようにも思う。苦情怖くて。当方、脛毛ボウボウの強靭な図々しさはなく、ほんとはもう少しだけこだわりたいとこも、8割できてたらイイか、で切り上げちゃったから。
それにしても、この曲をそれなりに作りこんでやろう、と思ったのは一時期、夕暮れどきや、朝焼けのなか、この曲を聞いては訳もなく感情が揺さぶられて泣いてたことがあって。テンションの響きが乗りまくったコードが感傷的な気持ちになる場所に直で入ってくる感じ。この感覚をギターバンド感で表現してみたいと思ったのよね。
この曲で泣いちゃうのは、結局、世の中に漂って、若い頃知りたかった世間の仕組みが、最近、わかった心境になってるんだけど、それって、それよりもっと無垢だった子供のころ、うっすら感じてた周囲のやさしさと違う、ということを思い出すのとなぜかセットで。今はもう亡くなって会うことはどうにも叶わない、あの人たちは強い大人だったんだなあ、と。そんな人たちに生かされてきたんだけど、わしゃあ、自分が頂いたものを返してるのかね、と。とか、この曲の主旨とは違うんだろうけど、floating on the wingとか、flying through the night とか、その辺の単語がサビのとこにハマってて、朝や夕暮れの夜になりきっていない空の色を見上げる度に感極まってた。
Comment
3commnets
- Eの🐽めっちゃカッコいい〜‼️😆 曲ももちろんですが音楽に対する姿勢がすてきです✨
- macharming(♂) アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード
- kanna素晴らしい✨🙏✨