第1話 邂逅(後編②)
⚠企画用のため関係者以外の閲覧、視聴禁止
第1話 邂逅(後編②)
- 4
- 0
- 0
後編②
アリスティア「…腐れ縁だよ。ボクらにとって、彼らは友人で、救世主で理解者なんだ。……ただ、いつだって対等な立場で居たいだけさ」
ウィリアム「(時計を見て)お?そろそろかな。」
宣言通り、再び扉が開いた
オリヴァーはアリスティアに気づかない
ウィリアム「先生!いらっしゃい!」
オリヴァー「先生なんて柄じゃないんだけどね。イリス、帰ろう…………」
オリヴァーは目を見開く
その視線の先にはアリスティアが居る
アリスティア「……………久しいね、オリヴァー。……イリスのこと、ありがとう。」
オリヴァー「…………君は、俺のことを恨んでいると思っていた」
イリス「………オリヴァーさん」
アリスティア「何故?」
オリヴァー「………君たちを引き離したのは俺だから」
アリスティア「……君が言わなくても、そうなっていたさ。必然だったんだよ。ボクらは君に感謝してる。」
イリス「そうだよ!それに、これからは会える、そうでしょう?」
オリヴァー「………そうだね」
アリスティア「………君が今何をしてるのか、詳しくは聞かない。ただ1つ聞きたいのは、それにあの子を巻き込んでいるのかいないのか。」
オリヴァー「巻き込むつもりはない。"我々"のやるべきことだからね。」
アリスティア「………そう。やはり、"敵同士"になるのか。」
オリヴァー「君は"どちらでもない"だろう?」
アリスティア「分からないよ?猫は気まぐれだからね。……ただ、万が一、イリスが傷つくようなことがあれば、問答無用で君を叩きのめす」
それは宣戦布告でもあった
オリヴァー「…君らしいね、アリス。いいよ、やれるものならやってご覧?」
Comment
No Comments Yet.