【声劇】恋人と別れた日の話【朗読】

演者/あなたの名前 伴奏/Riro 台本/秋兎

メリークリスマス。 と言いつつ、この投稿にクリスマスは関係ありません。 いや少しはあるのかな？ 優しくありたいと願う気持ちとか。 それにしては不穏なタイトルですが。さておき、 あなたの声で色を付けてくだされば嬉しく思います。 コメントで教えて頂ければ全力で応援させて頂きます。 一人称、語尾改変などはご自由に。 相変わらず尺の計算が苦手です。いけそうな、いけなさそうな…。 キャプションの転載OK。 使用の際は、可能ならば作曲者様への拍手、コメントもお願い致します。 「恋人と別れた日の話」 私は優しくなりたかった 優しい人でありたかった 世界の片隅で生き 強い風によろめく そんな人間のまま優しくなりたかった その日はなんだか寂しい気分でした 小さくなった飴玉をボリボリ噛みながら歩き 電車の中の疲れた人達を見送ってみると なんだか優しい人になれたような そんな錯覚に浸れる帰り道でした 恋人と別れた日の話です 誰かのせいで落ち込んでも 一人で居るよりはマシなのかい 全然優しくないね それは全然優しくないね あのさ 誰をも見捨てない人が いったいどこに居るというの 凍えるように視線を下げた君を 薄く開いた唇は気遣いもせず ああ優しくないな 私は全然優しくないな 噛み砕いた飴玉の 口の中に残る甘さを吐き捨てたいけど はしたないから飲み込むんだ 私は優しい人になりたいな どうにかして優しくありたいな #声劇 #声劇台本 #朗読 #一人声劇台本 #一人声劇 #秋兎台本 #朗読台本 #詩 #ポエトリーリーディング