証城寺の狸囃子 Jazzバージョン ピアノ伴奏 ショートストーリー「ジョークのようにキスをして」
野口雨情
証城寺の狸囃子 Jazzバージョン ピアノ伴奏 ショートストーリー「ジョークのようにキスをして」
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お借りしました。
声劇にしようと思いましたが
面倒くさくなったので
ショートストーリーにしました🤣🤣🤣
ジョークのようにキスをして
年末、母に頼まれ商店街の福引きに行った。
毎年恒例だが当たった試しは無い。
しかし今年は違った。
「カランカラン♪おめでとう!
一等賞の電子レンジ出ました‼︎」
福引きの係りの人達は盛り上がって
祝福してくれてたが
ワタシは呆然としていた。
すると後ろから
「おめでとう石岡さん!やったね。」
振り向くとそこには憧れの高城先輩がいた。
「高城先輩⁈何故ここに?」
「アレ、知らなかった?オレ商店街にある
酒屋の息子だよ。手伝わされてるんだ。」
そう云うと先輩はレンジの方を見て
「でもアレ重いよ。どうやって持って帰る?」
「アッ!ホントだ。どうしよう?」
「ちょっと待ってて。」
先輩は家から自転車を持って来て
後ろの荷台にレンジをくくり付けた。
「送るよ。行こう。」
「大丈夫です。なんとかしますから。」
「いいから。行こう。」
憧れの先輩と二人で歩けるなんて
信じられない気持ちだった。
「石岡さんとは同じクラブだけど
こんなに話したの初めてだね。」
「そうですね。」
ワタシはもううわの空だった。
「何処に行くの?ここだろ?」
「アッ⁈そうです。」
「自分の家通り過ぎるなよ。」
そう云うと先輩はレンジを
玄関先まで運んでくれた。
「じゃあ帰るわ。」
「待って下さい先輩。お礼させて下さい。」
「いいよ別に。大した事してないし。」
「でもそれじゃワタシの気がすまないので。」
「ウーン、じゃあキスして」
「エッ⁈」
先輩は悪戯っぽく笑った。
「冗談、じょ・・」
ワタシは先輩の唇に唇を重ねた。
「お礼はしましたよ。
じゃあ、ありがとうございました。」
「エッ⁈エー⁈エーーーー‼︎」
ワタシは逃げるように家に入った。
どうしよ、先輩とキスしちゃった。
ワタシはパニックになっていた。
Comment
4commnets
- どえ〜す
- 花 ピアノ伴奏 (コラボ大歓迎♫)コラボありがとうございました(^^)
- どえ〜す
- あさこっこキャッ🤭