――俺は……忘れない

読み手:まなてぃ 刀剣乱舞:山姥切国広

わたしが山姥切国広を演じさせていただきました！ （イヤホンじゃないとスピーカーでは聞きづらいかもです💦） これ、極めったまんばちゃんだった…声のトーンや話し方間違えてるからリベンジします！！ 初期刀でずっと近侍のまんばちゃん これからも我が本丸と審神者を支えてね😌✨✨✨ ⚠️加筆修正版　 #二次創作 #刀剣乱舞 #声劇 #フリー台本 #山姥切国広 #拍手借りコメ不要 #改変自由 #キャプション転載歓迎 #五条月乃の台本 ──────────────────── 「……人の心には〈悲しい〉と〈嬉しい〉が詰まっている」 「その嵩（かさ）は常に不安定だ」 「さっきあんたの口から『悲しい記憶が抜け落ちてしまえばいい』……そう聞こえたんだが？　……違うだろう？　記憶が抜け落ちた後の空隙（くうげき）は、きっとまた新たな悲しみを生んでしまうぞ？　あんたは、本当にそれでいいのか？」 「なら、どうすればいいのか……だと？」 「〈嬉しい〉を、どんどん増やせばいい」 「いつかその〈嬉しい〉は、あんたが抱えてきた悲しみを凌駕（りょうが）し、打ち消してくれる」 「なっ、え、偉そうに……だとっ？」 「ふっ……いつもの調子に戻ったみたいだな……はははっ」 「……なあ」 「無理に笑えとは言わない。だが俺は、あんたの笑っている顔がもっと見たい。……覚えておいてくれ」 「俺の言葉が嬉しい？　ずっと忘れない？　そうか……」 これはあんたが昔、同じように落ち込んでいた俺に語ってくれた言葉なんだがな……これに救われた気がして俺は修行に出たのに…… 「ふっ……あんた、忘れているじゃないか」 ──────────────────── BGM：音楽の卵様 台詞：わらにぃ様 文章編集:五条月乃