親友の君からアイドル、とやらの映像を見せられた時、正直俺はあまり良い気がしなかったんだ。"偶像崇拝""媚び売り集団"、浮かんできた言葉はどれも良いものとは思えなくて、君の言葉にいつもより曖昧に返した。けれど、それと同時にその頃の俺ではまだ理解出来ない様な世界を見た様な気がして、自分自身の知らない感情が湧き上がってくるような感覚がした。
だから、例え、君との友情がどんな結末を迎えたとしても。花を供えるよ、感謝の気持ちを沢山込めて。枯れた花が沢山になってる頃には、もう行かないだろうから。
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