【朗読・声劇】視線【闇台本】
演者様のお名前:〇〇 台本:倉木陽炎
【朗読・声劇】視線【闇台本】
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暗いのが苦手な方はごめんなさい。
ーー注意ーー
・借りる際は台本、BGMに拍手とコメントをお願いします。
・台本は何回ご利用されても構いません。
・ツイキャスなどnana以外での使用は禁止。
・キャプションへの台本の引用、コピー貼り付け自由。
・ふざけた演技、一発録り、台本が大幅に変わるようなアレンジは禁止。
この3つに関して守らない方は申し訳ありませんがブロックさせて頂きます。
ーー台本ーー
いつからだろう?
それに気づいたのは
もう覚えてない
最初はうっすらと感じていた
自分は誰からも必要とされていない
どこにいても邪魔になるだけ
誰かの迷惑になるだけ
そして誰からも愛されないのだと…わかっていた
最初はそれが悲しかった寂しかった
時間が経つにつれ、慣れてしまい
「ああ、またか」と思うくらいで
次第に何も感じなくなった
自覚したのは…初めて僕が死にかけた時だ
痛くて苦しくて…たまらなかった
何も感じないはずの僕はぬくもりを求めた
誰かに冷たくなる手を握って欲しかった
少しでもいいから僕の命を望んで欲しかった
僕のために…泣いて欲しかった
まわりは僕を生かそうと
バタバタと慌てていた
ごめんなさい、ごめんなさいと…
朦朧(もうろう)とする意識の中で
それを見て謝り続けた
でもはっきりわかった
いつも感じていたもの…それは視線だった
僕に「早く死んで欲しい」と
願う人達の視線だった
気づけばその場にいる人達…全員が
同じ目をしていた
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#朗読 #声劇 #台詞 #闇台本 #台本
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