排気ガスを吐いて 腹ぺこのバスが来る
夢の先に連れてってくれんだ
どうだろう
強く望む事を 書いた紙があれば
それがそのまま 乗車券として
使えるらしい 使えるらしいんだ
我先に群がり 行列出来上がり
ぎらぎらの目 友達も皆 どうしよう
強く望む事か 適当でもいいか
取り敢えずは 乗車券の替わり
どけ そこどけ 乗り遅れるだろう
人数制限何人だ
嘘だろう これを逃したら いつになる
あぁ ちょっと待ってくれ
やはりここで降ろしてくれ
なぁ こんな人生は
望んじゃいない 望んでたのは
あぁ 見逃してくれ
解らないまま 乗ってたんだ
俺一人 降ろす為
止まってくれるはずもねぇ
強く望む事が 欲しいと望んだよ
夢の先なんて 見たくもないから
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