【一人声劇】哀と戯言
読み手:○○様 歌:ねむ様/伴奏者様:アチズンピー様 台本:雨藍
【一人声劇】哀と戯言
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💧使用上の注意点💧
・多少のアドリブや言い換え、性別や一人称の変更は自由ですが過度な変更はお辞め下さい。
・台本のコピーは自由ですが、言い換えやアドリブで変更されたものを載せないでください。
・お借りしたBGM演奏者様に拍手、コメント等を必ずお願いします。
・他アプリでの使用は辞めてください。
〜うらんの本棚5冊目〜
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君の零す「愛してる」が怖くなってしまったのはいつからだろう。
どれだけ好きだと言われても、
どれだけ愛してると言われても、
時々それがとても恐ろしいもののように感じるようになったのはいつからだろう。
好きってだけじゃ、人を幸せにできなくて。
好きだからこそ、幸せになって欲しくて。
君の傍にいる資格がないと感じてしまう。
人を愛することは簡単のように感じるのに、
人の愛を受け入れることはとても難しい。
自分が嫌いだから
だから受け入れきれない。
あぁ、そうか。
僕は君を愛してなんかないんだ。
君を愛せるような人間なんかじゃないんだ。
ただひたすらに哀して哀して哀して哀して。
それを愛だと思い込みたいだけ。
結局僕は空っぽなんだ。
相手を受け入れることは相手を信じるということ。
相手を信じることは自分を受け入れるということ。
だから……
どうか僕から逃げてよ……
(重ねても大丈夫です)
『傍にいたいよ……』
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君を幸せにするって言えなくてごめんね。
せめて来世では君の隣で笑えますように。
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