【和風声劇】猫又の道案内【二人声劇】

【◇】様【◆】Lie【台本】浅漬とまと様【BGM】四ノ宮りゐ様

可愛いに全振りしたつもり モデルは某ゲームの黒猫 ◆「おや、こんなところに迷子かい。」 ◇たそがれの森の中。 ◇猫のような瞳の少女と出会った。 ◇「あんた誰？俺は…」 ◆（遮り気味に）「待て坊主。気軽に名前を口にしてはいけないよ。」 ◇「えっ、なんでだよ。」 ◇差し出された掌。 ◇やけに小さく冷たい手を掴んで歩く。 ◆「まったく、番人は何をしていたんだろうねぇ。」 ◇「番人？」 ◆「そう。森の番人だよ。こーんな小僧っこを見逃すなんて。」 ◇「は？小僧じゃねーしっ。」 ◇丸い瞳が俺を見て三日月に歪む。 ◆「にゃっははは、どこからどうみても餓鬼だろう。このちんちくりんめ。」 ◇「はぁ？なんだよ、お前だって大して変わらないだろ？」 ◇俺の言葉を無視して少女は足をとめた ◆「さて、お前と行けるのは、ここまでだ。ここから先は……。」 ◇少女の冷たい手が俺の背中を押す ◆「さぁ、坊主。人間の世界へおかえり。振り返ってはいけないよ。」 ◇「人間の世界って…お前…？」 ◆「楽しいひと時だったわい。」 ◇少女は、ふうわりと微笑って、 ◇風と共に消えた。 ◇「えっえええええええ！？」 （時間が余れば↓） ◇どこかで笑うような猫の鳴き声が遠ざかっていく。 ◆にゃぁーご♪ #浅漬台本 #声劇 #二人声劇 #声劇台本 #ほのぼの #2人声劇 #台本 #予告風台本 #コラボ歓迎 #和風 #穏やか #妖 #妖怪 #四ノ宮りゐオリジナル