明けない夜のリリィ
ねむり
明けない夜のリリィ
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悲歌慷慨(ひかこうがい)
闇を誘い
落ちて行く 寂しい夜に
君を思い泣いていた
悲恋の衣を
脱ぎ捨ててしまえば
この涙も止まるのだろうか?
捨てられない思い出が
君の香りを漂わせるたび
夢を見てしまう
戻らない幸せは 記憶をくすぶり
心に針を刺し 穴を空ける
この夜が
いつまでも
明けないから
過去にすがり
君の好きな歌ばかりを
聴いて そして 泣いた
ねぇ 誰か
僕の体を
壊してよ
消し去ってよ
まだ温もりが残る
君の手を離した
馬鹿な僕が 言う
「愛してる」
そんな身勝手な 愛の言葉
愛が綴られた歌詞は
何度も
幸せの意味を教えてくれたのに
今では 悲しみの傷を抉って 涙を誘う
過去にするには
まだ重過ぎて 受け入れたくない 現実
また傷付いても 苦しくなっても
君との思い出に 耳を傾けてしまう
#傘村トータ #明けない夜のリリィ #ねむりのうた
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