エピソード②《ショッピング編2》
びすけっと
エピソード②《ショッピング編2》
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📱ユア「皆さんこんにちは!今回はTwitterで公開したエピソード、とある日のTwinkler+Twins《ショッピング編》の投稿をお届けします。ぜひご覧くださいませ!」
※Twitter版との変更点はございません。今後もTwitterにてエピソードをすべて投稿し終わった後にnana ver.を公開します。
*
文房具店での買い物を終え、6人は次は誰が行きたい店に行くかの話し合いを始めた。
「どうするー?ここから近い順にする?」
「それがいいかもね」
「うん…そのほうが回りやすいと思う…」
「そうね。レイナ、ここから一番近いのは誰が行きたいって言ったお店?」
「んーとね、リリちゃんが行きたいって言ってた駄菓子屋さんかな!」
メンバーのなかで誰よりも多くこのショッピングモールに来ているレイナが、お姉ちゃんに頼られてる!嬉しい!という感情を全く隠すことなく顔全面に出して笑う。
「じゃあ駄菓子屋さん行こっか。」
「そうだね……」
「みんな〜っ、こっちだよ!」
レイナの案内で駄菓子屋にたどり着いたメンバーは、ぱあっと顔を輝かせた。
「これ懐かしくない!?」
「えっめっちゃ懐かしい〜!!よくリリと取り合いしたなぁ!」
「私が買ったお菓子をモモが欲しがって取り合いになっただけでしょ!」
その言い方だと私が欲しがりみたいじゃない!と恥ずかしがるリリに、にやにやと笑うモモ。
しかし、喧嘩に発展することはなく。
2人に挟まれている状態のレイナは、それを慣れたように聞き、またかー、と苦笑した。
よく仲が悪いと言われる2人だが、周りが思っているほど仲が悪いわけではないのだ。
そしてそれは、メンバーもよく知っている。
「こら、モモ、リリ!あまり騒がないのよ」
「そうだよ?バレちゃうとよくないからね」
「買い物…できなくなっちゃう…よ?」
「「ご、ごめんなさい…」」
しゅん、とするふたりの肩を、まあまあ、とレイナが軽く叩く。
「小さい声で言い合いするならオッケーだからさ」
「そうね」
「うん、ありがとう…」
「りょーかぁい」
モモとリリの言い合いは日常茶飯事。
最初から理解のあるメンバー達は、その言い合いも受け入れ、見守っていた。
「ほら、みんな。もうちょっと中も見てみようよ。美味しそうなのいっぱいあるよ」
「気になる…!」
「私も気になる〜!!行こっリリ!」
「わ、ちょっと!危ないってば!」
4人が店の奥へと進み、ミレイとレイナがふふ、と笑い合う。
「モモちゃんもリリちゃんも楽しそうで良かったね」
「そうね。さ、私たちも行きましょう」
「うんっ」
*
あれもこれも美味しそう!と籠に入れまくったモモがリリに一喝されて籠の中身を減らし、会計を済ませたところで、やっと6人が店の前に集まった。
「ふふ、買いたかったお菓子買えてよかった♪」
「よかったわね」
「うんっ!帰ったら少しずつ食べよう」
リリはそう言って心の底からの笑顔をみせた。
とある日のTwinkler+Twins《ショッピング編3》に続く
BGM…びすけっと様 青空(colorful ver.)/オリジナルBGM
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