声劇『天使か悪魔か』

読み手:コラボ者様 台本:此処菜

#BGM #暗い #暗いBGM #悲しい #悲しいBGM #拍手返します #コメくれたら嬉しい #良かったら使ってください #良かったら聴いてください #あじゃさんのやっっっすいピアノ #拍手返します #声劇台本 #声劇 #字書きさんと繋がりたい #コラボ歓迎 『愛した少女は天使だったのか悪魔だったのか』 「天使にも似た悪魔ほど人を迷わすものはない」を私なりの解釈で声劇にしたものです。 わざと一人称はつけていないので女性でも男性でもコラボ歓迎です。 最後の「天使」は「あくま」と読んでください。 また、自分でも読んでみようかなって思ってます。 https://nana-music.com/sounds/060f38a7 ↑自分で演じたやつです。タイミングとかの参考にどうぞ！ ーーーーーーーーーー以下台本ーーーーーーーーーー 彼の(かの)劇作家シェイクスピアは言った。 『天使にも似た悪魔ほど人を迷わすものはない』 (2拍おいて) 1人の少女に恋をした。 無邪気な笑顔の可愛らしい少女だった。 陽の光をいっぱいに浴びて笑い、優しく手を差し伸べる彼女はまさに天使そのものだった。 彼女に夢中になるのにそれほど時間はかからなかった。 そんな無邪気な笑顔を浮かべる彼女は目の前で (40秒くらいのところで) ーーーーー愛する家族を惨殺した。 真っ赤な鮮血を浴びながらも太陽のように無邪気に笑う彼女。 仇であるはずなのに。 脅えるべき存在であるはずなのに。 彼女の笑顔から目が離せなかった。 あまつさえ美しいとまで思ってしまった。 残虐でありながら純粋に光る瞳。 あの太陽のような笑顔に包まれたい。 血で赤く染った手でさえ愛らしい。 禁断の果実だと分かっていても自然と手が伸びてしまう。 この心はすでに目の前の天使(あくま)に奪われてしまっていた。