炎の縄
けだま
炎の縄
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台本書いてみました。
生焼けでもイケル口?俺は嫌だね
※でっ怪文に慣れてない人は飛んで逃げて下さい
今日もだ
いつも通り
反省を強いられる
飯は地に落とされ
フライパンにこびりついた分が遅れて降ってきた。
顔に飛び散る。
手足は縛られ、ミノムシみたく這うことしかできない。
ゴミ箱を倒せば
喧嘩はやめろと笑い者だ。
やむなくそいつは
炎に包まれた
酸素が離れていくのを感じる。
轟々たる熱気が体に纏わりつき
動かなくなった「餌」を最後まで食い散らかした。
[熟練者にでもなれば戯れ言もお手のもの。
優しさをパジャマと履き違えて
君が必要だと取って付けたような言葉を吐き、乾いたペンキを抉り取りたくなるまで塗りたくると脅した。
"ロンド"は君を知ってる。
誰もが恐れて消そうとするよ。
希望が霞だと教え込まれたからね……]
消しゴムで文字を引き伸ばして
それを丸めて食って生きれるなら
、お前は可笑しいと言われてもしょうがないかもしれん
殻を破れば、卵は消える。
尖った欠片を暖めて
なんになるよ
…意識を緩めれば、呼吸は深くゆっくりになる。
音が聞こえる。
外に出てみれば
思ったより賑やかだ。
水溜まりを頼りに歩けば
2つのっぺりと横たわる
影があった。
それをなぞるように
目で追った。
それがいけなかった。
女だ。傘を持って突っ立ってる。痩せた犬を連れて。
どこか懐かしく柔らかい匂いが視線をゆっくり上へと押し上げる。
目が合った。
まずい、また燃え上がるか。
…
なんだ、おかしい。
動かない。
垂直に落ちる雨が
鼻を塞いで、思わず口を開いた
「…みには、あるのか」
そんなわけがない
みんな一緒さ
「ちょうどいい、自分の温度も忘れた頃だろう。寄越せ。
使い方を教えてやるよ
ネエチャン?」
#声劇 #朗読 #萌え #ヂューヂュー
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