朗読台本 僕の居ない君の夢

朗読:お名前 台本:ねろ 伴奏:おちゃ 様

設定 同じ夢を持っていた友達が自分より先に行ってしまって妬ましくも喜ばしくもある、そんな複雑な気持ちを持っている子の独り言。 本当は二人声劇にしたかったんだよ。 でもどのくらいの長さの台本を書けばいいのかわからなかったからやめました。 よろしければ読んでいってください。 ゆっくり読むと恐らくいい感じになります。 男性でも女性でも読みやすいようにと一人称は｢僕｣にしてありますが自由に変えてくれて大丈夫です。 ｢何て｣の前にため息をついて下さるととても嬉しいです！！！！ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ＿＿あの日、僕たちは同じ夢を掲げた 歌うことが好きな僕と、それを支えたいと願った君。 けれど、その夢はいつしか 僕だけのものになってしまっていたらしい。 小さい頃から君のその才能が憎かった。 なんでもできて、人に優しい世話好き。 勉強も、運動だっていつも僕の数歩先に行ってしまう。 すごい、と褒めても｢そんなことないよ｣と笑って謙遜する。 そういうところが気に食わない。 でも、君は僕の憧れでもあった。 僕がどこかでつまづいたら、手を差し伸べてくれる。 嫌なことがあったときは、黙って傍にいてくれる。 さり気ない君の優しさに救われたのも、確かだった。 何て声を掛ければいいのかとかまだわからないけど 君の変わってしまった夢を、笑って聞いてあげるからさ。 だから、僕の居ない君の夢、叶えてよ。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 補足的な この台本の子は先に行ってしまった友達とまた一緒に同じ夢を持って歩いて行きたいという気持ちがありますが、もうそんなことはできないと思っているので友達の夢を応援しようとしています。 ですがこれは、友達の夢が変わってしまったわけではないんです。台本の中に｢僕がどこかでつまづいたら、手を差し伸べてくれる｣という台詞がありますよね。これが深く関係してくるのですが、内緒です。いつかこの友達目線の台本を書こうと思っているのでご想像にお任せします。 #朗読 #台本 #朗読台本 #声劇 #青春？