声劇台本「サンタムエルテの手向け」
シュヴァルツ「」 ノクス「」 BGM ハルキ様
声劇台本「サンタムエルテの手向け」
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二人用です。↓説明。
※長い上に、読まなくても声劇は出来るから、興味ない人は読み飛ばしてね☆
キャラ
🖤シュヴァルツ
生涯の全てを、「死」に捧げた殺し屋。
死とは何か。死とは生物にとっての何なのか。
それを追求する為に人間を捨てる。
死の真理を追い求める試みの一つとして、ノクスを拾い、育てた。
常に穏やかな笑みを浮かべるが、声には何も籠もらない。
性別、年齢不詳。
かなり痩身で黒髪。
🥀ノクス
幼い頃、死と一体になる術を得んがために、自身と競い合う相手を欲したシュヴァルツに拾われ、殺人術を仕込まれた。
シュヴァルツの教えを自分なりに守ろうとし、抑揚のない声で、感情を殺して喋り、立ち振る舞おうとするが、完璧には殺せていない。
女性。17歳。
細見。肩までの長さの、ウェーブが掛かった金髪。
・シチュエーション
雨の降る廃教会。
崩れた十字架にもたれるシュヴァルツを前に、ノクスが銃を構えている。
ノクスは、とある出来事がキッカケで、自身の両親を殺したのがシュヴァルツであることを知ってしまう。
しかし同時にノクスは、ここ数日、毎晩、人間を捨てたはずのシュヴァルツが、十字架の前でノクスを愛する方法が分からないと涙を流す光景を目にしていた。
死闘の末、シュヴァルツを追い詰めたノクス。
彼女は復讐を果たそうとするが、シュヴァルツと過ごした13年間が彼女の邪魔をしていた__
↓【本編】↓
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🖤シュヴァルツ 🥀ノクス
🥀「あなたは最初に教えてくれた。人を殺した数だけ、自分も殺せ。心も、感情も、思い出も。人間としての己を全て殺し、死と一つとなれ。と。」
🖤「そうだ。人を殺すは人に非ず。死、そのものだ。…死は躊躇わない。引き金を引け。」
🥀「私は人間よ!!…狂った殺し屋に育てられた普通の人間…、そしてあなたも人間。私を愛する方法が分からないと、毎晩毎晩、この教会で嘆いて、祈って、苦しむ人間だわ。私達は二人共、答えを求める“人間”。じゃないと私を愛そうとなんてしないはずでしょ?」
🖤「…心から愛する者を手にかければ、死に、より近づけると思った…それだけのことだ。だが無意味だった。死は、殺されて始めて理解できる。さあ。」
🥀「無意味じゃない。私は私の全てを、殺して失う。涙も。悲しみも。愛も。あなたへの手向けとして。…さよなら。」
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後書きです!!
本編には全く関係ないよ☆
今回のテーマは、ズバリ厨二病です。
たまーにやりたくなる…。
で、せっかくなので、本格志向(っぽさ)を目指して、ガッツリ設定書いてみました。
いつもは、演じ手にほぼ全部委ねるんですが、まあ、たまにはこういうのも良かろうと。
色々大量に書いてるけど、ぶっちゃけ、カッコいい感じのセリフをカッコよく言いたいだけの人にオススメしたい台本を目指したので、気軽にやってみて下さいな(*´ω`*)
では、次の作品で。
#声劇 #声劇台本 #掛け合い #掛け合い台本 #コラボ
Comment
1commnets
- ゆあさ台本お借りしました。ありがとうございました。