花雪【桜祭】
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花雪【桜祭】
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「私は、木花佐久夜…とても心地よい歌声をありがとう」
桜の着物をまとってふんわり笑う姫は、結界の強化を行う為に静かに歌いだした。
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桜の風が髪を揺らした頃
ため息ひとつ隠せない
ひとりの帰り道
私の夢が行き先をなくした夜に
「大丈夫だ」ってつよがり
心を塞いでく
聴いて 聴いてよ お月様
涙こらえ見上げる
滲む日々の果ての果て
キミは現れた
ひらり花雪の唄を背負う
御伽ノ国ノ姫
無邪気に舞う袖が降らす
花数多の軌跡
差し出されたその手のひらに
アノ日ノ夢ノ調べ
願い重ねる
永久に続け 続け
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歌の終わりと共に姫は、花雪となりて散っていく
散り行く桜は、息をのむほど美しい
つくも神達は、最後のひとひらが舞い落ちるまで、しばし見惚れていたのだった
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【木花佐久夜姫(コノハナサクヤヒメ)】
CV粧子様(ゲスト)
https://nana-music.com/users/7464821
今代の神木の神霊
神木の花に宿る存在の為、桜が散ると共に寿命を迎える
屋敷に住まうものを無条件で愛する性質を持つ
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【つくも奏】
https://nana-music.com/users/9889149
#つくも神 #つくも奏 #和風 #桜
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