【1人声劇台本】血塗られたずきんの少女
台本:みくま 赤ずきん:
【1人声劇台本】血塗られたずきんの少女
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神様…もしあの狼が生きているのなら。
いるのなら…殺さないで。
私があの狼の息の根を止めたいから。
私の名前?そんなの無いわ。
祖母を亡くしてから私は名前を捨てた。
私を狼共はこう呼ぶ。
赤頭巾と…
もともと、頭巾は白色だったのだけど狼達の返り血に染まり、赤い頭巾となった。
猟師であるおじさんに仕込まれた私は狼ハンターとなった。
祖母を丸呑みした狼は他の狼とは違った。
あいつは赤い目をしていた。
だから私は赤い目の狼を探している。
だがあいつは噂を追ってきた私を嘲笑うかのように煙のように消える。
長い戦いだった…だけどやっと殺せる日がきた。
覚悟はいい?この犬畜生っ!
確実に仕留めてやる!
お前の脳天にこの弾を撃ち込む、それだけのために私は生きてきた。
私は目の前でおばあちゃんが食べられているのをただただ見ていたか弱い少女じゃない!
私は血濡れの『赤ずきん』なのだから!
◇みくまからのお願い◇
この台本を使う前に!この台本のBGMを演奏してる方に忘れずにコメント💬か拍手👏をよろしくお願いします!
また私にも拍手👏やコメント💬してほしいなぁ……(こっちは絶対ではないです)
性別を変えたり、言い回しを変えたりのアレンジOKです。
ただし、物語の大筋は変えないでください(変えられたらそれはもう私の作品じゃないので)
それではレッツエンジョイ!
bare story#73
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