☆【一人声劇】わたしはサクラ
読み手: /台本:めいん/BGM:haruki
☆【一人声劇】わたしはサクラ
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桜の下で出会ったのは、無邪気に笑うーーー
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こんにちは。
あら、あなた私を見ても怖がらないのね!あの人と同じだわ。
はじめまして!私はサクラっていうのよ。
うふふ、私挨拶したわ、初めての人に挨拶したわ!
ねぇ私知ってるの、ちゃんと挨拶できるのよ。あの人が教えてくれたの。
サクラって名前も、あの人がつけてくれたのよ。素敵でしょ、素敵よね。
あ、あの人っていうのはね、よく会いに来てくれていたお友達よ。
ちゃんとご挨拶したからあなたともお友達なのかしら?きっとそうよね、そうだわ!素敵ね!
ううん、この頃は来ていないの。だから私待ってるのよ。
あの人をここで待っているの。
ねぇ人間って不思議ね、私と違ってどんどん姿が変わっていくの。
あの人もね、最初はとても小さかったのだけど、どんどん大きくなって、どんどん皺が増えていって、髪の毛も真っ白になっていたのよ!不思議ね、不思議だわ。
あの人はね、アノヨってところに行くって言っていたわ。帰ってきたら、また色々教えてもらうのよ。
…あなたも、悲しい顔をするのね。私、何かしてしまったのかしら。あなたを悲しくさせてしまったの?
やっぱり人間のキモチって難しいわ。私も人間になれたら、きっとぜんぶわかるのね。
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以前書いていた長い一人台本を削って削って短くしたものです。
ソレは、神様か妖怪か、はたまたロボットか他の何かか。
感じたままに読んでいただけたら嬉しいです。
haruki様の素敵な演奏をBGMにお借りしました。ありがとうございます!
#声劇台本 #声劇 #一人声劇 #台本
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