映画予告風『5日後、僕は君に出会う』

僕『』　アナスタシア『』

この台本を書いた経緯は、友人の身内が亡くなった事が理由です。友人とは大学入ってから意気投合し仲良くなりました。思いやりがあって、誰よりも自分を見てくれる奴です。 　ある日、友人は大学に来なくなりました。連絡もなし。不安になりつつもそのうちくるだろう、と友人から目を背けていました。友人はその5日後大学に来ました。私はいつものノリで、『お、サボりか？だから単位落とすんだよ〜笑』と声をかけてしまいました。私はこの行動を今でも悔やんでいます。友人は身内・祖父を亡くしていたんです。私は、彼に何もしてあげられませんでした。 　友人は戻れるのであれば昔に戻って、もっともっと祖父と喋りたかった。一緒に酒を飲みたかった。笑たかった。と言っていました。　私は幸せなことに身内が亡くなったことはありません。だから、私は今後の長い人生で後悔しないよう今、この時を精一杯生きようと、そして友人や家族を大切にしていこうと思ったんです。 もし、あの時に戻れたら...。友人の件でもそうですし、私にはまだ沢山あの時に戻れたらと思う事が沢山あります。恐らく皆様もそう思った事が一度はあるでしょう。 今回はそういった『戻れたら』をテーマにした台本です。 また、台本を貼り付けての投稿はご遠慮下さい。 メリー・アナスタシア...女性。5日後手術の後遺症で記憶が消える。 僕....男性。付き添い人。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 伴奏始まり） 僕『時間を戻せるなら、僕は何を犠牲にしてもいい。そう思っていた。』 メリー『君が書いたあの物語、私、結構好きだったんだ。前世と来世で、約束を叶える話。』 僕『君を忘れないよ、そう貴方は言った。』 メリー『私の事はもう、忘れて？私も、もう君の事は忘れるから』 僕『そんなの、、ズルイ。僕だって！！』 僕『僕だって、、こんな悲しい気持ちになるなら忘れたいさ。綺麗さっぱり忘れて楽になりたいよ。 けど、、嫌だ。この想いだけは、忘れたくないんだ。』 メリー『彼の存在は、私の命よりも大きく、空よりも遠いものだった』 僕『きっといつか、この日が来ると分かっていた。』 メリー『時間は戻せないから、その一瞬がかけがえのないものになる。』 僕『誰かに忘れられるのは辛い事だ。だがそれ以上に、愛する人に忘れられるのはもっと辛い。 だから頼む。もうこれ以上、僕を壊さないでくれ。』 メリー『私の名前はメリー・アナスタシア。』 僕『ああ。知ってる。アナスタシア。 世界が貴方を忘れても、僕は忘れない』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー #映画予告風 #映画予告風声劇 #声劇 #感動 #悲しい台本 #声劇 #掛け合い #台本 #声劇台本 #声劇民と繋がりたい #二人声劇 #コラボ #コラボ用 #コラボ募集 #拍手返します #フォロー返します #映画風台本 #新作 #映画予告風声劇 #映画予告風