声劇 : 化物の独白

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愛されたいサイコパスの独白。 ――――――――――――― ... 私が小学生の頃の話です。 学校で、私が蜘蛛を素手で捻り潰したときのことでした。 ある男子がね、「お前ならうさぎとかころせるんじゃねぇの。人形女だから」って。 それに続いて、クラスのみんなができるできる、と騒ぎました。 ... 冗談だったんですよね。きっと、冗談、だったんです ... けど、あのとき私は、みんなこんなに言うんだから殺してもいいんだって。クラスの空気読んで殺すべきだと思ったんです。 昼休みが終わって、うさぎの首を持って教室に入ったら、みんな大騒ぎしました。 「わからなかったのか？」ですか。 ... じゃあ、どうしてあなたはわかるんですか。 うさぎを殺しちゃいけないなんて、書いていなかった。どこにも。 けれどね、私、それで学んだんです。 どこかに境界線があるって。 だから、私、それを見つけるために一生懸命頑張ったんです。 ... 友達のリカちゃんのこと、大好きでした。 交換ノートまでしたんですよ。 ハルくん、かっこよかったんです。 サッカーしてるときの姿が本当にかっこよくって。どんなボールでもこう、見事に奪っていくんです。 嫌われたく、ないのに。 私どうしても、できない、できないんです ... 誰か、誰か教えてください。 どこまで、殺してもいいんですか。 どこまで、傷つけていいんですか。 どうすれば、私に居場所をくれますか。 ――――――――――――――― アレンジ、一人称の改変なとご自由に。 素敵な伴奏、お借りしました。 捲し立てるように言うといいかもしれません。 長すぎましたかね。 #台本 #声劇 #独り声劇 #病み系 #サイコパス #セリフ台本 #コラボ大歓迎 #使ってください #コラボ用 #台本提供 #声優 #せた台本