いつの日か
Sato
いつの日か
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初めて声劇を作ってみました。
おかしなところがあったらすみません!
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君を好きになる前
普通だった。
可愛いものが好きだった。
スカートもはけた。
男の子が好きだった。
可愛くなりたかった。
君を好きになった後
普通じゃなくなった。
かっこいいものが好きになった。
スカートが嫌になった。
君が好きになった。
かっこよくなりたかった。
君を好きになって10年
今だに俺は君に思いを伝えられない。
伝えて、俺が普通じゃないって知ったら
君は俺から離れていく。
だから俺は、「女の私」でいる。
「好きだよ。」
「女の私」がそういえば
君は「私も」て言う。
俺の好きと君の好きは違う。
俺は君の隣にいたい。
君のそばに入れればそれだけでいい。
でも、欲を言うなら。
いつの日か、「男の俺」の隣に、
君がー。
「君が、大好きです。」
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設定
性同一性障害の女の子の話。
幼馴染の女の子を好きになってしまい、それまで「普通」だったものが「普通」ではなくなってしまう。
彼女に振り向いて欲しい。
自分を一人の男として見てほしい。
しかし、彼女と今の関係ですら入られなくなるかもしれない不安で、片思いは10年にも続いてしまう。
彼女の隣にいられるなら、男の自分を押し殺して、女として彼女の隣にいてもいい。
でも、いつの日か、男として彼女の隣にいたい。
そんな願いを込めて、彼女への思いを胸にしまっている。
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#KyaNぴあの #声劇#性同一性障害#恋愛
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- NOX。お借りしますm(*_ _)m